『風流太平記』
松平さんが出演した、数多くの二時間時代劇(長時間時代劇は除く)のうち、特にお気に入りの作品は、日本テレビ系列で1990年に放送された『風流太平記』と、テレ朝系列で1994年に放送された『あぐら剣法無頼帖』です。
主人公は剣の腕に秀でている点で、設定は他の時代劇と類似しているのですが、両作品に共通しているのは、主人公が、まったく女性に頭が上がらない点にあります(^_^;)。女性達にやり込められては「ぷー」とふくれる松平さんの様子が何とも言えず愛らしいのです(*^_^*)。特に前者の『風流太平記』は、主人公・花田万三郎を取り巻く人間模様が情感豊かに描かれていて、会話のやりとりに、現実味というか人間味が溢れていました。これは原作の山本周五郎さんに依るところが大きいのかもしれません。
松平さん演ずる万三郎は、三兄弟の末っ子という設定なので、夏八木勲さん、中条きよしさん演じる兄二人に、終始小言を言われては反発するのですが、その様子が甘えん坊ムード全開で、視ている我々の母性本能をくすぐります(キャッ)。さらに万三郎と恋の鞘当てを演じる、”つな”と”かよ”の二人の女性が大変魅力的なので、物語を単なる痛快時代劇で終わらせない面白さがありました。
当時は時代劇制作華やかなりし時代で、二時間の単発物も数多く制作されたのですが、こうした珠玉の作品が生まれるのも、制作会社・スタッフに活気があっての事なのでしょうね。
『あぐら剣法無頼帖』は、松平さんにはめずらしい松竹制作作品。坂東三津五郎さんや山本陽子さんまで出演されている貴重な一本です。『風流太平記』は時専で何度か放送していますが、『あぐら剣法無頼帖』は、確か、どこも放送していないはずなので、是非再放送が実現して欲しいです。
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コメント
どちらも、私どもPTAにとっては、安心して視ていられるドラマだったと思います。
「風流~」では甘えん坊の、「あぐら~」では豪快な…
よけいなことを考えず、気楽に視てましたね。
投稿: 葵 | 2006年11月18日 (土) 08時22分